野球

巨人の新外国人・デラロサとかつての守護神・カミネロを比較してみる

巨人が新たな新外国人として、ダイヤモンドバックス傘下3Aリノからルービー・デラロサ投手(ドミニカ共和国出身)を獲得することが決定しました。

デラロサ投手はメジャーでの先発経験も持つピッチャーですが、今シーズンは巨人の不安定な中継ぎや抑えに対する補強としての獲得になります。

今シーズンは開幕から新外国人のクック投手が抑え候補として登板を重ねていましたが、肘に不安があることに加え、クイックに難があることから、現在は2軍で調整中・・

「エーキリア症」から復活したマシソン投手もまだ本調子と言える状態でもないことから、デラロサ投手にかかる期待は非常に大きなものとなっています。

昨シーズン、巨人にはデラロサ投手と同じドミニカ共和国出身の投手、カミネロ投手が在籍していました。

この記事では巨人の新外国人・デラロサ投手の実力を推し量る意味で、昨シーズンまで巨人に在籍していたカミネロ投手との比較をしていきたいと思います。

デラロサ投手とカミネロ投手の比較について

年齢

デラロサ投手は1989年3月4日生まれの30歳、カミネロ投手が1987年6月16日生まれの32歳となっています。

年齢的に若いのはデラロサ投手ですが、入団時の年齢を比較すると、次のようになります。

  • デラロサ投手 2019年6月22日入団 満30歳
  • カミネロ投手 2016年12月17日入団 満29歳

つまりカミネロ投手の方が少し若い状態で巨人入りをしていることになります。

ただし、カミネロ投手が登板を始めたのは翌年の2017年になることから、2人の巨人入りの年齢はほぼ同じと言って良いでしょう。

メジャーでの実績

助っ人外国人が日本球団にやって来る際、気になる要素の一つとして挙げられるのが「メジャーリーグでの実績」になると思います。

そこで、この2人のメジャーリーグでの実績について比較をしてみたいと思います。

デラロサ投手MLB実績

登板数 投球回 セーブ 奪三振 与四球 防御率
98 421.1 26 30 0 356 157 4.49

カミネロ投手MLB実績

登板数 投球回 セーブ 奪三振 与四球 防御率
149 155 7 5 1 143 69 3.83

 

主に先発投手として実績を持つデラロサ投手に対し、中継ぎや抑えとしての実績のみのカミネロ投手なので比較が少し難しいところではありますが、K/BB(奪三振÷与四球)での数値を比較をみてみることにします。

  • デラロサ投手 K/BB 2.27
  • カミネロ投手 K/BB 2.07

3.5を超えると好投手とされるK/BBですが、2人の投手とも同じような数値となっており、甲乙つけがたいところでもあります。

最高球速

中継ぎや抑え投手にとって球速は大きな武器となります。

2人の投手の球速を比較してみると次のようになっています。

  • デラロサ投手 最速159km
  • カミネロ投手 最速164km

実際にカミネロ投手は2018年のソフトバンク戦で162kmを記録しています。

球速という指標でいえば、カミネロ投手の方に分がありそうです。

体格

中継ぎや抑えで活躍する外国人投手はパワーピッチャーであること必須で、阪神のドリス投手であれば193cm・109kg、ソフトバンクのサファテ投手であれば193cm・102kgと大型な投手であることがほとんどです。

そのような視点からデラロサ投手とカミネロ投手の体格について比較してみることにします。

  • デラロサ投手 183cm・95kg
  • カミネロ投手 193cm・111kg

カミネロ投手は流行りの大型投手で間違いありませんが、デラロサ投手はそれほど大型な投手でもありません。

日本のプロ野球選手の平均的な体格が180.1cm・83kgであることから、どちらかと言えばデラロサ投手は日本人に近い体格になっています。

この体格で159kmの速球を投げ込むわけですから、肩や肘への負担が心配になりますね。

故障歴

快速球投手ほど肩や肘の故障はつきものです。

そこで2人の故障歴について調べてみました。

  • デラロサ投手 右肘のトミー・ジョン手術
  • カミネロ投手 右肘のクリーニング手術

カミネロ投手のクリーニング手術に関しては、日本に来てからのものになります。

デラロサ投手のトミー・ジョン手術に関しては、2011年と2017年の2度に渡って行われています。

今年3Aで19試合に登板しているデラロサ投手ではありますが、この故障歴が原因で、他球団の獲得リストには入っていなかったという報道もあり、怪我の回復具合が気にかかります。

投球フォーム

2人の投球フォームについてはYouTubeの動画をアップしておきます。

デラロサ投手

カミネロ投手

下半身の使い方などはデラロサ投手の方に、単純な上体の強さという点ではカミネロ投手に軍配が上がりそうな感じです。

まとめ ズバリ!デラロサ投手の活躍について

いかがでしたか?

カミネロ投手は日本在籍の2年間で40セーブを記録し、それなりの結果を残した外国人選手であったように思います。

そしてデラロサ投手に関しては、右肘の状態次第という条件はつくものの、カミネロ投手と同じ程度かそれ以上の成績を残すのではないかと思います。

というのもいくつかの記事を読んでいると、「日本の野球に順応しよう」という姿勢を強く感じるからです。

カミネロ投手は良いピッチャーだったと思いますが、日本の野球への順応というところに課題を残したように感じます。

シーズン途中の入団になりますが、30登板18ホールドを期待したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。