野球

サイン盗みの習志野高校が決勝進出!平成最後センバツはやった者勝ち?

平成最後の春の選抜高校野球である騒動が起きました。

大会6日目、星稜高校(石川)と習志野高校(千葉)の試合後、星稜高校の林監督が習志野高校の「サイン盗み」を指摘したのです。

林監督は試合後のインタビューでそのことに触れただけではなく、インタビューの後には、習志野高校の控え室にも怒鳴り込んで抗議をしたのです。

星稜高校の林監督は試合中にも、主審に対し、二塁走者の動きに対する確認を求めています。

ここまでくると、習志野高校が実際にサイン盗みをしていたかどうかは徹底的な調査が必要です。

しかも、習志野高校は準決勝で明豊高校(大分)を破って決勝進出を果たしていますから、もしかしたら平成最後のセンバツ覇者はグレーな優勝校ということになってしまうのです。

この騒動に関しては、多くの高校野球ファンが様々な意見をTwitterなどにあげています。

真実の追求には時間を要すると思いますが、私たち高校野球ファンが理解をしておかなければならないのは、「サイン盗み」という行為は、1999年以前は当然のチームプレーだったということです。

1998年(平成10年)に高野連から各高校へ正式な通達がなされ、捕手のサインを盗んで打者に伝える行為は禁止となっていますが、それ以前は公然と行われる行為だったのです。

そして、その悪しき慣習は、今でも高校野球の現場に残っています。

3月30日の日刊スポーツには、強豪校の監督数名の声が掲載されていますが、その言葉からは、「未だ勝利の為に、サイン盗みを行なっているチームは存在する」ということが伺えます。

星稜高校の林監督が習志野高校の小林監督に対し、「証拠はありますよ。映像ここで見せてもいいんですよ」と発言していることから、ただの言いがかりではないのでしょう。

そもそも、このような曖昧な判断を迫られるような事柄をルール化するのであれば、高校球児の善意に委ねるのではなく、明確な判断基準などを審判団が共有するべきだと思います。

ネット上では「ヘルメットを触った行為」が怪しまれていますが、実際の「サイン盗み」がそんな単純である訳がありません。

恐らくはリードする足の出し方や、リードの速度など、疑惑をかけられたとしても、はっきりと「黒」にならない方法が取られているはずです。

結局は「グレー」のままこの騒動は収まっていくことになると思うのですが、新しい「令和」で迎える夏の選手権では、何かしらの対策が望まれるはずです。