自己啓発

人生を次のステージに上げる方法がエグい!カタルシス効果の威力とは?

男は決して泣いてはいけない

「男というものは決して泣いてはいけない」「男というものは常に仁王立ちで腕組みをし、打ち寄せる波しぶきに対しても微動だにしてはならない」「男というものはドライアイでなくてはならない」

このように、世間一般ではまだまだ「男とは強くあるべき」という考え方が大勢を占めています。そのことを証明するかのように、強くならねばならないというメッセージ性を多分に含んだ名言は古今東西に数多く見られます。

  1. 「我、神仏を尊びて、神仏を頼らず」(宮本武蔵)
  2. 「極真は背中を見せない。売ってくるケンカは必ず買う!」(大山倍達)
  3. 「人に勝つより 自分に勝て。人生には何よりも『なに、くそ』という精神が必要だ」(嘉納治五郎)
  4. 「この世で最大の勝利は自分自身に勝つことである。」(ブルース・リー)
  5. 「悩みながらたどり着いた結論は、やはりトレーニングしかない。元気があれば何でもできる!」(アントニオ猪木)

このような「男とは強くなければ生きていけない」という価値観に基づいた、すこし時代遅れな「男らしい」生き方が、あなたの人生を次のステージに押し上げる邪魔をしていると聞いたら驚かれるのではないでしょうか?

人は涙を流すことで次のステージに上がれる

そして、あなたが人生を次のステージに押し上げようとするときには、やらなければならないことが一つあります。それが泣いて自分の感情を出し切るということです。

人が涙を流すのは感情が刺激されたときです。そのメカニズムや効果について、「泣くことは心にも体にもいいこと」という理論を提唱している臨床心理士の武藤清栄氏は次のように説明してくれています。

 人は外界から何かメッセージを受けとったとき、大脳辺縁系にある重要な神経核「扁桃体」で、「好き・嫌い」「快・不快」といった感情がつくられます。扁桃体のすぐ隣には視床下部があり、そこから自律神経が体に伸びています。特に涙は自律神経のなかでも交感神経と強く結びついており、感情によって交感神経が優位になると、抹消にあるまぶたの奥の涙腺が刺激され、涙が流れるのです。
感情によって涙が流れると、脳から分泌されるホルモンの「プロラクチン」や、副腎皮質刺激ホルモンの「ACTH」、副腎皮質ホルモンの「コルチゾール」といったストレス物質も涙と一緒に体外に流れ出ます。つまり、感情がたかぶって流れる涙には、ストレスの原因になる物質を排出する重要な役割があるのです。
また、涙にはストレスによって生じる苦痛をやわらげる脳内モルヒネ「エンドルフィン」に似た物質も含まれているといわれています。目にゴミが入ったりして涙が出てもストレス物質は流れませんが、悲しいときや悔しいときに思いっきり泣くと、ストレス物質を排出し、苦痛を緩和することができるのです。(武藤清栄)

このように、人は感情を昂ぶらせ涙を流したときに、自分の内側にあるストレスを吐き出すし、「カタルシス効果(心の浄化作用)」を得ることができ、その結果として非常にリラックスした状態で物事に取り組めるようになっていきますので、様々なことが上手くいくようになっていくのです。

号泣ルーティンを習慣化する

人にとって「泣く」という行為が非常に重要だということが分かっても、そう簡単に泣けるものでもないかもしれません。特に今まで「男らしさ」にこだわって、泣くことを我慢してきた人は「羞恥心」や「恐怖心」のような感情を持ってしまうこともあるのではないでしょうか。

実は、カタルシス効果を得ようとした場合には、人前で泣いた方が高い効果が期待できると言われています。と言うのも、人の目を気にせずに号泣できるということは、抑制していた心のネジが取れたということであり、1人で泣くよりもストレスの発散度が高いと言えるからです。

今まで「男らしさ」にこだわり、泣くことを我慢してきた人が、いきなり人前で泣くということは非常にハードルの高いチャレンジになると思います。ですから、最初のうちは受け入れてもらえる相手の前から始めるのがいいでしょう。特に男性の場合は男ならではの受け入れポイントがあったりもするので、とても親しい友人の前で泣くことに取り組んでみるのがいいでしょう。

そして、その「泣く」という行為に制限を設けず、「号泣」することができたら内側に溜まったストレスも非常にスッキリするはずです。感情を爆発させ、号泣することを心がけましょう。そして、できるなら時間を決め、涙を流すことをルーティン化できると最高です。元NBAのスタープレイヤーであったデニス・ロッドマン選手も、この「号泣ルーティン」を習慣化させていたそうです。

泣くきっかけを欲しい人のために

「そういえば、最近泣いてないなあ」「なかなか泣くきっかけがなくって…」という人のために、思わず泣いてしまう名作映画をご紹介します。

  1. 「博士の愛した数式」(主演:寺尾聡)
  2. 「南極物語」(主演:高倉健)
  3. 「パコと魔法の絵本」(主演:役所広司)
  4. 「火垂るの墓」(監督:高畑勲)
  5. 「祈りの幕が下りる時」(主演:阿部寛)
  6. 「きみに読む物語」(主演:ライアン・ゴズリング)
  7. 「きっと、うまくいく」(主演:アーミル・カーン)
  8. 「レナードの朝」(主演:ロバート・デニーロ)
  9. 「グレイテスト・ショーマン」(主演:ヒュー・ジャックマン)
  10. 「ボヘミアン・ラプソディ」(ラミ・マレック)

いかがでしたでしょうか?もしもこれをご覧のあなたが、人生の次のステージに進みたいと願っているのであれば、今まで無意識のうちにためてしまったストレスを涙と一緒に流し出すことをオススメします!